ワイナリー巡り~ボルドー編#1

夏も終わる頃、通っているワイン学校が主催するボルドーワインの研修旅行へ行ってきました。
個人旅行では訪れることのできないシャトーをたくさん巡り、言葉で語るのは難しいくらい素ん晴らしいワインもたくさんいただいてきたので、各シャトーのご紹介がてら感想などを載せたいと思います。



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ワイナリーをご紹介する前に、ワインに詳しくない方もわかるようにそもそもボルドーってなんでワインで有名なの?というのをさくっと書いた方が良さそうなので、ボルドーの街のことなどを簡単に載せますね。



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中世のボルドー地方は、北はロワールから南はピレネー山脈までの、現在のフランスの約4分の1の面積を占める大きな国、アキテーヌ公国という国でした。

このアキテーヌ公国を治めていたギョーム10世の長女アリエノール公女とフランス王ルイ7世が1137年に結婚しましたが、1152年に離婚、同年アリエノールは29歳にして10歳年下のノルマンディー公アンジュー伯のアンリと再婚しました。
この結婚の後、1154年にアンリはイギリス王ヘンリー2世となり、ヘンリーの領地もそのままイギリス領土となりました。なんとフランス西部の約3分の1がイギリス領となったのですねぇ。
以後、1453年の百年戦争終結までおよそ300年に渡ってフランスのこの地方はイギリス領とされたのでした。
↑『三銃士』の時代ですね。(←大好きです)あとジャンヌダルクとかもこの時代。




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さて、イギリス領であったボルドー、ワインの販路拡大の大チャンス到来となります。
ボルドーは海に面していることで輸送(輸出)がし易かった上に、イギリスはワインを作るには寒すぎる土地のため、ワインの需要はあっても輸入に頼るしかありませんでした。
そこで、英国はボルドーでワインを造らせて本国に輸送をするようになったのです。
英国は圧倒的な資金力を持つ国でしたので、作れば売れるという状況が生まれ、ボルドー中でワイン造りを行うようになりました。




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ボルドーのワイナリーが貴族中心のシャトーであるのもこうした歴史からです。
ちなみにそれと対照的なのが、ブルゴーニュですね。
ブルゴーニュは小さな農家中心。




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ざざっと、こんな感じでボルドーワインって発展していったんだという基礎知識でした。

こうした前知識があると、訪れたシャトーの煌びやかさの理由なども理解しやすいと思います。ホント、全部お貴族様の贅を尽くしたワイン造りの場でしたから。




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さて、今回の研修旅行は「現地集合、現地解散」というなかなかユニークなものでしたので、私はパリで4日ほど遊んでボルドー入りしました。

パリからボルドーまでは南西へ600キロほど、TGVで3時間ほどの旅です。

始発駅であるパリのモンパルナス駅でPAULを発見。

うわー、駅弁(?)もおしゃれ~♪なんて浮かれて写真をパシャリ。

パリからは国内線も飛んでいますが、ちょうど良い時間のチケットが取れなかったのと、食堂車で「世界の車窓から」ごっこもしたいと思ったので、列車の旅を選んだのですが・・・




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TGVの食堂車はしょぼいお菓子しか売っていませんでした~(失礼)

うーん、時代なんですかねぇ。

もうあの風情のある「食堂車でくつろぐ」ということはできないようです。

日本の新幹線も食堂車消えてお弁当販売車両になり、それも消えてなくなりましたからねぇ。

子供の頃、父に食堂車に連れて行ってもらうの大好きだったんだけど。

20代の頃のヨーロッパ旅行で撮った食堂車の景色も今は亡き景色なんですね。

時代ですなぁ。寂しいですなぁ。

なんて想い出に浸ってないで、モンパルナスのPAULでパン買えばよかったよ!と後悔しきりの旅の始まりとなりました。

お腹減ったw




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さて、ボルドーの街。

これがねぇ、こじんまりとしていながらいい感じのサイズの街で、想像以上にとーーーーーーーってもよかったです!




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ボルドーはガロンヌ川河口に位置し、湾曲部にそって三日月形に市街地が形成されたため、「月の港」と呼ばれています。



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その港に中世の帆船を再現した船が停泊していました。
8月中に出港していったようで、いる間に観れてよかったです。
趣あって素敵でしたよ。




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街の建物も、旧市街の中は古い外観の建物ばかりで、とても素敵な街並みでした。

ちなみに旧市街は道幅が狭いので、車の通行も制限されているようでした。

タクシーでホテル行くのに、何やらゲートを開けてもらっていましたから。



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旧市街には門もあり。

こちらはFornovoの戦い(イタリア軍と)で勝利を記念して、シャルル8世によって1495年に建てられたというカイヨー門(La Porte Cailhau)です。

なんかすごい中世っぽいですね。ドラクエっぽい(古い?)。素敵。




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街は、ヨーロッパの古い街の例にもれず広場を中心に拡がっていまして、広場に面した建物にはカフェや食堂、お土産物屋さんなどがたくさんありました。



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で、やっぱり食べるでしょ(笑)

フランスはやっぱり何食べても美味しいです!(嬉泣)

ワインももちろんいつでもどこでも♪

訪れた時期は夏ということもあり、白ワインをたくさんいただきました。

ボルドーのソーヴィニヨンブラン、どこで飲んでもやっぱり美味しかったーーーー♪♪♪



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おまけで。

メニューに「クレオパトラサラダ」とあり、興味津々で注文してみたサラダ。

どうやら「シーザーサラダ」に対抗して作ったみたいだけど。

そもそもシーザーサラダって、アメリカ発(シーザーパレスってホテルでしたっけ?)ですよね。

どの辺がクレオパトラなのかはよくわかりませんでしたが、オリーブやレーズンが入ったサラダ、とっても美味しかったです:)


写真観ながら思いつくまま書いていたら長くなってしまいました。

序章的なものなのにw

お読みいただき、ありがとうございました。

これからしばらくボルドー旅続きます:)





BGM♪ Hiatus Kaiyote - Nakamarra

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